百名城スタンプを収集中の友人に付いていく形で、鳥取と島根へ行ってきました。
目指すは鳥取の鳥取城と、島根の松江城と月山富田城。「月山富田」は「がっさんとだ」と読む。つきやまとみたではない。
鳥取城と月山富田城は山城で、かつ城跡しかないので実質山登り。国宝に指定された松江城は天守閣まで登ることができる城。どちらもレジャー度が高いと言える。かつて城があった場所に残された石垣というのは、それだけでも見る価値はあるなと思います。その当時の権力者の力を想像できるというか、人々の熱意というか。
で、最初に行ったのは鳥取城。
この石垣の真ん中あたりは、巻石垣と呼ばれる球面の石垣。背後の石垣の崩落を防止させる役目があるそう。案内してくれたおじさん曰く「丸い形は強い。それをコンピュータもない時代に作り、この城を作った人は感性がすごかったんです」と教えてくれた。
あと、石がふんだんに使われているけれど、これはこの山から切り出して作ったそう。石の運搬費用はだいぶ節約できたらしい。
山城なので、人よりも動物が多いらしく、クマが出没するらしい。
クマが木に付けた爪痕なんて初めて見たよ。
砂だらけ。粒子が細かいので足が沈み込む。丘を登るのに一苦労でした。「月の砂漠」のモデルになったところですので、観光用のラクダがいました。ラクダに乗るのはちょっとお高い。
宍道湖の夕焼け。大きな雲があるのもまたよし。
その日の晩ごはん。もさ海老という海老のから揚げと、焼いたうなぎ(天然ものだったそうで、お店の人の一押し)、おでんいろいろ。どの料理もおいしかった。
2日目の松江城。天気が崩れる前だったので前日と変わって曇り。
月山富田城の本丸跡。
10月の島根県は、神様が出雲大社に集まるので「神在月」。住民よりも神様の数が多いとか。お土産屋さんに、期間限定と銘打った「神在月てぬぐい」が売っていた。限定だし、記念だし、出雲大社のおひざ元だし……といろいろと考えたものの、てぬぐいの購入はやめた。モノより、神在月に島根に来たという思い出の方が大事では? というのが勝った。あと、気に入ったデザインかどうかというと、そうではなかったから。そういうのは大事。
てきとうなおみやげを買って無事に帰宅。
城、やっぱりいい場所に作られるんだよな。山城の頂上から見下ろす景色は本当に素晴らしい。ただ、毎日の移動は大変だろうなぁ、とも毎回思ってしまう。
----------
出かけていたのでリアルタイムで聞くことはできなかった「ナイツのちゃきちゃき大放送」は、radikoのタイムフリーで談笑さんの出番を無事聞きました。ありがとうございます。