初落語

新春談笑ショーへ。

久々に聴いた「湯屋番」は若旦那の妄想の暴走もだけど、居候先のおかみさんのご飯の盛り方も凝っていた。

おひつの中のご飯をしゃもじで平らにならして、その表面だけを削りとって飯茶碗に乗せるというのは、何かモデルがあったのかしら。

落語とお弟子さんによる漫才、大喜利と盛りだくさんの内容でした。

大喜利では、うまい回答をしたら座布団の代わりに談笑さんお手製のトランプを配り、ポーカーの役を作って競うというもの。トランプは好きな落語家の写真を使用しており、番号ごとに同じ人物で13人、プラス談志師匠がジョーカーという内容。ジョーカーにした理由は「ジョークを言うから」とのこと。まあ、確かに。

このルールの中では、ジョーカーはオールマイティではなく、何の役にも立たないカードという位置付け。これを捨て札にできるか?という葛藤もあり、面白かった。お題に対する答えも楽しいものばかりでした。答えが難しくて会場が静かになる瞬間もあったけど、それは生ものならではのものだと思う。いい会でした。