長けりゃいいってもんじゃない

元上司の人の話。

非常にコミュニケーションを大事にする方であるけど、話が長い。話の導入的な雑談が長く、会議の議題に入るまでに20~30分かかることもある。1時間の会議だとすると、あと30分しかない。でもね「この後予定がなければ、もう少しいいですか」と会議の延長を希望する。でも、延長したところで結論は出ない。雑談に使った30分延長で済めばいいほうで、合計2時間拘束ということもある。

なんというか、進行がうまくないなと思う。時間配分を気にするわけでもなく、議論が盛り上がれば、その流れを維持。いや、それも方法としてはありなんだと思うんだけどさ。効率で考えると、無駄が多いと思ってしまうんだよねえ。

これまでこういうやり方でやってきて、それなりに実績を上げているとしても。もう少し俯瞰で考えたらいいのではないかと思ってしまう。とはいえ、こういうことを指摘する人は周囲にいない。立場が上なだけの方の言葉は、納得しないという強固さもあるので。

なんというか、難しいわねえ、ということで。

コミュニケーションを大事にすること、それはやっぱり長時間拘束ということではないよな、と思う。質の問題なのかもしれない。なんつって。