2007-08-10 読了 book 『内田百けん集成22 東京焼盡』 酒飲んでるよなあ。っていうか、こんなに飲めてたのか。 「何年か後になって顧れば、あの自分の生活は張りがあった。生き甲斐があったという事なるかも知れない。敵の空襲がこわいのと、食べ物に苦労するのと、それだけであって、後は案外気を使わないのんきな生活である(三月二十八日)」 それだけと言い切っているあたりすごい。