時々タバコに憧れる。
タバコを持って喫煙スペースに行くのって一休みという感じがして羨ましい。何は無くても「火を貸して」で話のきっかけができる(すべてがすべてというわけではないだろうけど)というのもかっこよく見える。お酒が進んで「ちょっとタバコいい?」というのもちょっと意外性が演出できるのではないかな。と。
あー、かっこいー。と思うけれど、憧れで済ませることがいいと思っている。
絶対似合わない。火を気にして、寄り目になっているのを笑われるのが落ちだから。
あと、子どもの頃の出来事があってすえない。
兄と姉から「これタバコだから吸ってみろよ」と言われて燻っているダンボール片を渡された。「えー?ダメだよー」とか言ってニヤニヤしながら吸った。バカにも程がある。ただの煙をダイレクトに吸い込んでむせ返って苦しんでいるところを笑われたというのが未だに抜けきらない。
というわけで、喫煙者にならないようにしてくれた兄姉に、妹は大変感謝しているのでありますよ。
だから、未成年用にものすごーーーくまずいタバコ作って、無理やり吸わせればかなり未成年の喫煙者は減るんじゃないのかしら。そう単純なものではないと思うけど。そのまずいタバコにはまっちゃう子もいるのかもしれないし。