合わないものは仕方ない

考えというか、そりが合わない人が職場にいましてね。

あの人はいいところもある。だけどそれ以上に、腹が立つことが多い、みたいな感じだったわけです。

なんですけど「もしかしたら性格うんぬんではないのかもしれない」と、思い当たることがあって。それなら仕方ねえなあと納得しちゃったのです。

そうしたら気持ちがすごく楽になって。ああ、人間というものは漠然としたものをとても嫌悪するのだなということを実感したのでした。私が納得したという理由もかなり雑で乱暴なものだし、実際は違うかもしれない。

でも、自分の中でカテゴリー分けをしたことで、それ以上は自分の力ではどうにもならないこと、というある種のけじめというか、諦めにも似た感じになったわけです。

そういう、可燃ごみ不燃ごみを分けるような、本棚の決められた位置に本を置くような感じになったので、後はできだけ寛容になろう、親切に対応しようと思ったわけです。合わないものは合わない。仕方のないことと思うしかない。

数日後には「やっぱりあの人の言動に腹が立つ」ってなっているかもしれないけれど。今この時点では、なんか悟りを開いたようで落ち着きがある。という記録として書いてみました。いつまでもつかしら。