その昔、私の誕生日かクリスマスに、誕生年に作られたワイン、というものをプレゼント
されたことがある。
ワイン自体の味はどうだったか忘れた。調べてみたら、私の生まれた年というのは、それ
ほど当たりの年というわけではなかったらしく、値段もそこそこ(といっても1万円は超えてた)、
味もふつうにワインだった。気がする。
で、中身は飲んでなくなってしまったけど、瓶をずーっと捨てられずに取っておいた。
瓶というか、自分の生まれ年が印刷されたラベルが惜しかった。
ワインのラベルをはがして保存する粘着シートもあるんだけど、それを使ってラベルだけ
取っておくか? とも考えた時期があったんだけど、面倒と思って放置。
それがずーっと続いてたけど、先日やっと捨てた。
なくなったらものすごくさっぱりした気持になって、なくてよいものだったのだとようやく
気づく。遅い。