*[diary]ほめる・ほめられる
実家のことで気持ちがざわついている中、仕事で嬉しいことがあった。
社内向けに原稿を書いて記事化するという仕事をしている。
基本スタンスは「こういうことをやってる人がいてすごいですよね」という感じで、
仕事内容などを紹介する。
他人のすごいを褒めるのが目的になるので、その対象になった人は基本的に、
協力的だし、取りあげてくれてありがとうと言ってくれる。
そういう特別な扱いになるのは皆さんイヤじゃないよね。という程度でいたのだけど。
今回やりとりした方たちには、記事化楽しみにしてます! という方が多かった。
そう言って貰えると私もへたくそながら文章書いた甲斐があるよ。やる気出るよ! と
思ってメールの返事などを書いていた。
そして、今日手元にその中の一人から書類が届いた。何か間違えたかな? と思って
封筒の中身を確認したら、書類ではなく記事で紹介したもので使う配布物が入っていた。
記念品の余りで、すごく価値があるものというわけでもない。
どちらかというと、資料の一環ということで送ってくれたんだろう。
それでもいただいたからにはと、メールでお礼を伝えたところ、
今回とりあげてくれたお礼にということでわざわざ送ってくれたそう。
そして、「わかりやすい文章にしてくれて感謝してます」と書かれていた。
うれしい、これはすごくうれしい。
自分のしたことで誰かのやる気を出してもらうきっかけになったのかな、と思えたから、とてもうれしかった。
お互いをほめたことでどちらも気分が良くなる。
当たり前のことだけど、自分が当事者になるとすごいな。
よく言う、人から感謝されるのが仕事のやりがい、みたいなことをどこかウソくせーと思っていたけど。
ああ、こういうことかと、腑に落ちてびっくりした。
たまたまその方が、感激屋さんだっただけかもしれない。
だけど、それでも、自分の仕事を評価してもらえたという手ごたえが得られたので、
私としてもすごく気持ちが助けられたのは事実。
やっぱり、人って褒められて成長するものだと思う一日でした。