清張

図書館からリサイクル図書として出されていた松本清張の傑作総集をちょっとずつ読んでいる。
今日読んだタイトル。
「だづたづし」
女が不死身。人間は意外と頑丈。いちばん不幸なのは誰かと考えると最後に出てきた子どもなのかもしれない。
「閉鎖」
農村と長男。読んでてちょっと実家のことを考えてしまった。
「火と汐」
容疑者には完ぺきなアリバイがある話。「つくられたものは必ずどこか破綻していますよ」という刑事の一言はなかなか深いと思う。
これも創作だからなー、って思うとなんとなく自嘲めいたものを感じる。というのは考えすぎか。