友人と本を貸し借りするということをしてみたよ。
借りた本。

茶色の朝

茶色の朝

寓話。
全てが「茶色」に染まっていく国。
色はなんでもいいんだと思う。黒でも赤でも。
染まっていくことを徐々に受け入れてしまうとどうなるか…。
気づいた時には手遅れな事態に直面している。
これは今の現状と一致してるねぇ。
声を上げず、よさそうにしていれば問題なく暮らせる、と信じている。
小さな違和感をそのままにしてはいけない。
「考えることを放棄してはならない」
今使わないといけないのに。
自分の中の怠惰や甘えに負けてる身としては引き締まる思いのする本。
人から本を借りると言うのは楽しい。