読了

終末のフール (集英社文庫)

終末のフール (集英社文庫)

名前は知っているけれど、作品を読んだことのない作家のひとり。
読んだことがない、と友人に話したところおすすめされたのが『終末のフール』。
三年後に地球に小惑星が衝突して地球が滅亡する。その中で生きる人たちを描いた群像劇。
一話ごとに主人公が異なって、それぞれのストーリーが展開。
こういう構成は好きだ。
同じ町に住むという設定なので、ところどころに、さっき見かけた人=別の話の主人公が登場する。
自分の人生の終わりと言うのは自分ではわからない。
それでもいつかはくる。
おわりがわかっている世界でどう生きるのか。
生きられるうちは生きるということかなぁ。とか考える。
とりあえず、他の作品も読みましょうそうしよう。