読了

『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』4
登場人物が持ち込む謎を腕利きの和菓子職人と和菓子に造詣が深い美女が解決する、
一話ごとに和菓子をテーマにした短編連作。
今回は、水ようかん、きんつば、水まんじゅうをテーマに話が進む。
特にきんつばが食べたくなった。
主人公とヒロインの関係も気になる感じになってきたので、次が楽しみ。
食べ物ものだと、どうしても、食べる時の詳しい描写が必要になるので、大変だと思う。
「ぷるぷるした」というだけではダメなんだ。
この当たり、おいしそうで不快感を出さない表現をするセンスが
問われるよなぁと思う。
ああ、シズル感というやつだ。
そういえば小泉武夫先生のコラムは、その表現が多彩。