苦手

電車待ちをしていたら、後ろに同じ職場のグループが並んだ。
男性が3人。一人はたぶん40代のガハハ声のおじさんで、他の二人は気弱そうな20代前半男性。
ガハハおじさんが若者を率いるという感じ。
この職場に問題のある人がいるらしく、その人の行動についてガハハおじさんが
「あいつあやしいよ、絶対あやしいよ」と言って他の二人に同意を得るというのを繰り返していた。
ガハハ声のおじさんは声がでかい。そして、私が苦手な感じの声質だった。
なんかこう、ガサツな感じというか、デリカシーがないというか。
ああ、思い出した。
昔、私をいじめてた男の子の声に似てる。
小学生くらいの話だから声変わり前だし、ガハハ声とは違うんだけど、
もしあの子が大きくなって中年になってたらこんな声じゃないかな、という気がしてきた。
まあ、いじめられたって言っても、自分よりでかい女子に対して威張ってただけだよな、
という気がしないでもない。
体育の授業で50m走かなのかで、奴とペアで走る機会があって、私が先着。
そのときの勝ったことで自信が持てて、相手の事を大したことないなと思ったら、
それが伝わったのかはわからないけど、その後にちょっかいを出されることがなくなったんだよな。
なんてことまで思い出した火曜日。