読了

『ゼロからわかる経済学の思考法』著/小島寛之
経済学というととっつきにくいイメージがあって今ももちろんある。
それを初心者の方でもわかりやすく説明します、という本でした。
需要と供給の話、価格と価値の違いなど、そういえば昔社会の時間に習った気がする、
という内容がありました。
当時、そんなに重要視してなかったよ。
貨幣経済の本質を物々交換をする実物経済から説明するというところでは、
お金の役割を改めて考えることができて、おもしろかった。
そう、お金は食べられないし、面白い話が読めるわけでもない。
あくまでも、満足が得られるのは、お金で買ったモノやサービスからということ。
当たり前だけど、勘違いしちゃうんだな。
ゲーム理論、シャプレー解とかコアとか、一回読んだだけでは理解できないテーマも
あるけれど、値段が決まる理屈みたいなものがわかった気になるので、有意義な本で
あることは確か。