初山形

週末を利用して、山形へ。
9月中旬から10月初旬まで忙しかったので、休まねばということで北上。
目指すは去年、こけし職人のおじさんが進めていた百目鬼(どめき)温泉。
一日目は米沢に泊まり、宿の食事で芋煮を食べる。これはおいしい。
里芋、家でも食べようかな、という気持ちになった。
県民食といわれるだけあるなぁ、と実感したのは山形市内の洋菓子店で見かけた、
芋煮味のラスク。
ラスクにも芋煮を求めるのか……と感心してしまった。
確か、生地に里芋が練り込んであるという説明だった。味はしょっぱいので、
コーヒーよりもお酒が合いそうでした。
二日目に山形駅に移動して、観光客用のレンタサイクルを借りて百目鬼温泉へ。
グーグルマップを便りに自転車をこいで移動。初めての町ということもあり、
一時間近くかけて温泉に到着。
周囲は田んぼばかりで、その中に露天風呂付きの温泉施設がある。周囲より
一段高く建物を作ってあるので、回りから覗かれる心配はない。
ということだったけど、さすがに露天風呂の洗い場に立つと道を走っていく
軽トラとかが見える。これは、まったく見えていないわけじゃないなあ。
とちょっと気を使いながらお湯に浸かる。とてもいい。空を見上げると雀の
群が飛び交っていた。田んぼの真ん中にあるから雀が多いのだろう。
そういうなかでぼーっとしてるといいんだけれど、百目鬼温泉は成分が濃いらしく
3分以上浸かるなという注意書きが書かれていた。というわけで、時間を見つつ
休憩をはさんでお風呂を堪能。
温泉から上がって、山形駅方面へ。山形城の跡を見に戻るため、一時間近く
自転車を漕いで移動。
途中で気になるお店に立ち寄って買い物したりしたので、かなり楽しめた。
とはいえ、二時間近くママチャリ型の自転車に乗っていたので、すごーく
お尻のあたりが痛くなった。
天気も少し雨に降られた程度ですんだので、かなり満足する旅になったのでした。
米沢牛をもっと食べたいし、さくらんぼ狩りもしたいぞ。
ということで、再訪を誓いながら帰路に着いたのでした。