ぎこちない

花粉症のこともあって、3月末から4月がどんどん苦手になってきてる。春眠暁を覚えずというけど、あれってこの時期は無茶しちゃいけないってことじゃないかしらねえ。

桜がどんどん散ってる。花が早いよ。

府中市美術館で開催の、「春の江戸絵画まつり 与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家」に行ってきた。

春の江戸絵画まつり 与謝蕪村 「ぎこちない」を芸術にした画家 東京都府中市ホームページ

この展示がすごくよかった。今は前期。展示品が後期で入れ替わるのでまた見に行かなくちゃ。

で、この企画展示のほかに常設展示というのがあって、そちらも覗いてきたんですよ。
そちらは油絵などが展示されていて、風景画や肖像画といったものがほとんど。その中の一つに黒い絵がありました。村上友晴さんという画家の作品で、タイトルは「untitled」。確かに妙なタイトルを付けるよりは人の想像力が働くかもしれない。でも、目の前には真っ黒に塗りつぶされたキャンバスが額装されているだけです。絵の具も単純な黒色ではないように見えたけども、そこに何かモチーフが隠されているわけではなく、見る角度によって油絵具の凹凸が効果を出すかな? 程度。
こうやって人の足を止めて、ブログに書き残すほどのインパクトがあったのだから、やはり芸術品ということになるのかしら。
とりあえず、現代美術品のバイヤーにはなれそうにない、ということはわかった。

7年くらい前に登録して、ちょっとだけ更新もした、Tumblrのアカウントを削除。使ってはいないのに、毎日「おすすめのブログ5選」というメールが来ていて、それがうるさいなあと思ったのでした。気になったらまた始めればいい。まあ、オンラインでのメモ的なサービスはツイッターでいいような気もするけど、ツイッターも最近は見るのがしんどい。

春先なので、私の気持ちの問題なのだろうと思う。こういう時はしばらく離れるに限る。