ぽあー

水木しげる先生死去。
そのニュースを聞いて、最初に思ったのは「死なないと思ってたのに」だった。
存在自体が妖怪とはよく言われていましたから。
作品自体はそれほど多く触れてはいないのだけど、
小学生の時に買った『ゲゲゲの鬼太郎』は繰り返し読んだ。
なぜか、一巻とかじゃなく、5巻とか中途半端なのを一冊だけ持っていた。
それを繰り返し。
あと、図書館に置かれていた戦争体験記も読んだのだけど、その当時は
水木しげる=妖怪漫画の人、というくくりでしか考えていなかったため、
なんかちがう、と思って斜め読みにしかしてなかった。
もったいない。
そういう取りこぼしをして生きてきたなと、こういう時に思う。
今から読む楽しみがある、ということもできるのだけど。