読了

『さよならドビュッシー
著/中山七里
第8回「このミステリーがすごい!」大賞 大賞受賞作品。
途中で、こういう展開だろうなー、というのが予測できたけれども、面白く読みました。
ピアノ演奏の描写は、迫力があってよかったけど、専門用語の意味がわかったらもっと楽しめるだろうな、と自分の知識不足を知る。
ピアノを少しだけ習ったんだけど、音を鳴らすレベルでやめてしまったから。
とりあえず、ピアニストを呼ばれる人たちは選ばれぬいた人なんだ、という認識を改める。
読んでたら、ベートーヴェンが聞きたくなりました。
クラシックは、曲が作られた背景を知ることが必要なんだなー。
ああ、中学の音楽の授業を思い出した。
作曲家についての授業は、つまらなーいと思ってた。
興味のない曲を聴いてるだけだったんだけど、今思えばもったいないことをしてたんだな。
専門家が教えてくれる機会なんてそうないのに。
でもまあ、音楽教師は変な人が多かった、と思う。