読了

『倫敦幽霊バラッド』
著/行田尚希

明治時代終わりのころのロンドンを舞台にした、幽霊が見える青年と美女(幽霊)とのお話。
主人公の青年は、幽霊が見えるのがイヤでひきこもり(明治にこの言葉があったかは知らない)になり、
それを見かねた家族が、幽霊がいないというロンドンへ青年を留学させるという所から始まります。
悪名高いロンドン塔のあるロンドンに幽霊がいないわけないのにね。
幽霊の美女と青年の恋物語の進行と一緒に、ロンドンの幽霊との交流とか美女幽霊にまつわる謎を
解いていくので、すいすい読めました。