読了

『火星の人』
著/アンディ・ウィアー
映画『オデッセイ』の原作となった小説。
やーっと読めた。
火星に取り残された人のサバイバルが語られるハードSF。
火星人も出てこず、エイリアンも出てこない。
火星で一人どう生き延びるかという話。
生きるには、科学の知識というのは必要だよなー、ということを思う。
酸素や水を作らなくちゃいけないからね。
あと、ジャガイモがあれば火星は生きていける、かも。
栄養素はサプリメントで補えるけれど、人を動かすにはカロリーが必要となる。
しかも、何もしなくても大人は1200とか1400kcal消費するのだから。
ただただ、目の前に立ちふさがる問題を解決する様子を追う話だけれど、
とても面白い。
解説のところで、「NASAオタクが書いた小説」というのには笑ってしまった。
この本を読むとちょっとNASAのことがわかった気持ちになれます。
あとNASA関連で、『Hidden Figure』という映画もお勧め。