読了

ガンゲイル・オンラインI』
ガンゲイル・オンラインII』
ガンゲイル・オンラインIII』
ガンゲイル・オンラインIV』
ガンゲイル・オンラインV』
ガンゲイル・オンラインVI』
著/時雨沢恵一
一気に読んだ、といっても2週間くらいかけて。
VRゲームの『ガンゲイル・オンライン』をプレーする女子大生の話です。
ゲーム内ではリアルな銃撃戦が行われてまして、その描写は読んでいて面白い。
前提が「ゲームのことだから」というスタンスで描かれているので、読みやすい。
小説内で描かれる登場人物の現実とゲームの性格のギャップがメリハリがついて
いていいです。登場人物が二つ名前を持つことになるので、少々混乱しますが、
それはまあ読みすすめる内に慣れる。
登場する銃器の説明&描写も作者がガンマニアなので、とても詳しい。
いや、詳しくなったからと言って普段の生活には役に立たないのだけど。
ゲームでの出来事でかつ小説ならではの話なのだけれど、続きは読みたい
と思う作品です。
あと、ちょっとモデルガンとか撃ってみたくもなった。


『深爪流』
著/深爪
ツイッターで有名な深爪さんのエッセイ集とお悩み相談がまとまった本。
エロいネタもあれば、笑ってしまう話やしみじみ考えてしまう話もあって、
読み進んでしまう。
特に同意してしまったのは「私がネット用語を使わないワケ」という話。
ネット用語ではないけど、流行りの言い回しというのを使って、楽しいと
思っていた時期が小学生に頃あった。
テレビで言ってるし、みんなも使っているし言い方が面白いからいいんだ!
と、当時かなりその言葉を使っていたのだけど。
言葉の旬が過ぎたことを気づかず、頭のいいクラスメイトのN君に話しかけたら
「まだそんなこと言ってるの?ださい」と、ばっさり言われまして。
すごくショックを受けつつ、流行ってのは終わるし変わるものなんだということを
学び、そしてそれに気づかずにいるのはダサいと思われるのだと。
それ以来、流行りの言い回しを使うのは最小限にしようと思った。
……ということを読みながら思い出したのでした。