読了

『陰獣』と『孤島の鬼』
江戸川乱歩は怪人二十一面相を二冊くらい読んで、それ以外は手を付けずに過ごしてしまった。
で、電子書籍で買って放置していたのをようやく読み終えた。
紙じゃないせいか、なかなか読み進まないので、年をまたいじゃった。
どちらもおどろおどろしい、と一言で終わりそうだけれど、描写はおもしろくてうまいし、
当時の風俗がわかっておもしろい。でも、読んでるうちに眠くなるのだよなあ。
『孤島の鬼』は短編だと思って読み進めていたから、なかなか終わらないので途中諦めかけた。
あ、わかった。
紙の本だと、残りのページ数が厚みで把握できるけど、電子書籍だとそれもできない。
スライドバーやページ数も表示されているのだけど、やはり感覚でわかるというのは大きいな。、
それでも、ラストまで読めたのはよかった。いまでは使えない表現が多数でそういう言葉を
そのまま掲載しているのはよいね。だって、やっぱりきちがいはきちがいだもの。