テンション下がった

つまらないミスをしたことが業務を終えた後にわかる。明日言わなければいけない言い訳をどうしようとあれこれ考えていたら、ずーーんと気持ちが下がるったらありゃしねえ!(逆切れ。いや、こういう使い方でいいのか? たぶん違う)
いや、そもそも言い訳して守るようなものはないし、素直に忘れてました、と言うしかないだろう。呆れられるだろうけど、そもそも私はミスをする側の人間だ。しなかったらラッキー! と思わないとならんのよ。というわけで、言い訳せずに素直に謝って、ちょっと締め切りを待ってもらおう、そうしよう。
「ちょと抜けてるのがいいよね」と許される年齢ではないのだけども、なんとか早めにこの仕事を手放したい、と思って確認出しをしたものだから、指摘が入るのは織り込み済みなんですよ。織り込み済みだけどそれでも「やっちまったー」と膝から崩れ落ちる感じはある。だって人間だもの。でもほら、7割できた時点で確認してもらって、その段階で間違いなどを指摘してもらって修正をする方が、結果早く終わるって聞いたことあるしさー。そういうことだよ(と、自分を納得させてはみるけどね)。

と、上記のような心持で『ミッドナイトスワン』を見てきた。
バレエがキーになる話なので、劇中にはバレエの練習シーンやコンクールのシーンがあってうれしい。「伊集院とらじおと」で草彅さんがゲスト回を聞いていた。伊集院さんが褒めていたけど、いい作品だと思った。きれいだったですよ。あと音楽がいい。
印象に残ったのは結婚式会場でのバレエを踊るシーン。あとは夜中、公園でオデットの振り付けを踊るところだろう。あれはよかった。
持論として「煙草の使い方がうまい映画はいい作品」があるけれど、これもそれに入る作品だと思う。使い方っつーか吸い方っつーか。煙草を吸うシーンがまったくない映画もあるけど、それじゃ物足りない感じがするのよねえ。非喫煙者だからこそのファンタジーかもしれないけど。