強いことば(悪い意味で)

朝の通勤電車で、杖を使用するご婦人が私の近く立っていた。

席を譲るには少し離れていて。というか、そのご婦人の目の前に座る人(男性)が席を譲ればいいんだけど、そんな気配はなし。寝ているわけではない。

あー、次止まったら席を変わるか……と思ってたら次の停車駅で男性下車。杖の女性が入れ替わりに座ったのですが。

その際、女性の口からは「ひとでなし」のひとこと。

それは、私に対してではなく、降りた男性に対してのことばだったと思う(そう思いたい)。

だけと、実際聞いたのは私なわけで。すごく気持ちがザワザワした。

強すぎることばってのはあって、それを直接聞くのはこんなにも破壊力があるのだなぁ、なんて気持ちのザワつきを観察しつつ、考えていた。

ああ、どうか。お互い、そういうことばを発しなくてもいい一日になりますように。

なんて思いながら会社に行きました。

(出社したらしたで、そんなことを忘れるくらいイライラすることがあったけどね〜)