読了

『すうがくと友だちになる物語2 ナゾ解き算数事件ノート』
著/小島寛之、絵/大高郁子
小学生向けに算数(数学)のおもしろさを物語仕立てで書いた本。
小学生がわかるように書かれた話なので大人でもわかりやすいです。
と、言いたいけれど、「なんでそうなるの?」と理解するまでに時間がかかるテーマもいくつか。
流し読みせず、じっくり読まないといけないんだなー。
<読んで勉強になったこと>
・一筆書きはすべての点から偶数本の線が出ているか、器数本の線毛出ている点がちょうど2つの場合
オイラーの結論)
一筆書きできるものとそうでないものに、そういう違いがあったとは。
今度は線の本数を数えれば一筆書きの問題が解けるようになるかな。
あと、こちらの本に収録されている『夜の町はネコたちのもの』は読み終えた後に思わず涙ぐんでしまう話でした。
それから、時間についての見解をあとがきで書かれており
「時間について人間が完全にそれを理解することは決してありえないだろう」
時間というのは知っているようで知らないものであるよね。
あっという間に過去になっていき未来に進む。考えると時間というのはすごいな。


年末年始、意外と本を読む時間が取れなくてねえ。やはり移動中に読むのが一番はかどる気がする。