きうま

小学校低学年の頃に遊んだもので唐突に思い出したものがあったのでメモ。

2本の木の棒をXの字にして、その下の部分に横棒を付けたおもちゃ。高さは80cmくらいじゃないかな。たしか「きうま(木馬)」と呼んでいたはず。
おもちゃというか乗り物というか、横棒のところに乗っかって、バランスを取りながら歩くというもの。竹馬よりも簡単にできるということで、竹馬ができなかった私はそれに夢中になって遊んだ。最初は木の棒の上側を持ってたけど、慣れてくると手放しで動けるようになった。乗りやすいのとそうじゃないのがあって、お気に入りを別の人が遊んでると、取られたなーって思ったりした。

と、ここまで書いてそんなトリッキーな動きができるおもちゃで遊んだのか不安になってきたけど、実際遊んでたもの。当時はできたんだよ。高い鉄棒にぶら下がった状態から前回りとかもできたんだよ。雲梯の3本飛ばしとか(これは体重が軽かったからできてたやつ)。

幼なじみにLINEで「きうま」のことを覚えているか聞いてみたら「遊んだ記憶がない」という返事が来た。クラスが違ったから流行っている遊びが微妙に違うということもあったのかも。

今「きうま」に乗ったら多分こけるんだろうと思う。どこかでできないかなぁ。検索してみたけど、別の用途の木馬の情報しか出てこなかった。別の呼び方があったのかもしれない。あと、すごく狭い地域でできた遊具だったのかもしれない。

結局竹馬には乗れないまま大人になってしまったなぁ。
10年くらい前、甥っ子か姪っ子が竹馬を持ってたので、「今なら乗れるんじゃないか」と思って挑んだけどダメでした。

それに付随して自転車に初めて乗れた時のことを思い出した。同時に、真っ平だと思ってた道が実はゆるーい坂道だと気づいたんだよなぁ。下りだとペダルがこぎやすくてバランスがとりやすかったから。